南インドのデカン高原に位置する標高949メートルの都市、バンガロールは、１年中過ごしやすい気候です。市内には、大きな庭園、公園、街路樹のある通り、色とりどりの花々、湖などがあり、“庭園都市”の異名をとります。イギリスの支配下にあった時代は地味で静かな入植地でしたが、今や発展著しく、ケンペゴウダが1537年に築いた土の城砦と４つの塔の彼方へと成長し続けています。かつてののどかな庭園都市は、爆発的な経済成長によるライフスタイルの急速な変化によって、インドで最も成長が速く、テクノロジーの発展した、コスモポリタン・シティへと変貌したのです。   バンガロールは鮮やかなコントラストを持つ都市です。様々な愛称で呼ばれています。インドのシリコンバレー、パブ・シティ、ショッピング天国、庭園都市、エアコン都市、グルメ・シティ、パブ巡り天国、買い物のホット･スポットなどなど。これでもかという賞賛を受けている都市なのです。数々の国際IT企業、公共企業、防衛組織、教育研究機関などがあります。さらに、興りつつあるインドのバイオテクノロジー産業の中心地でもあります。バンガロールにはたくさんの見所があります。豊か伝統文化、歴史的遺跡、文化施設、伝統的な美術工芸品、エキゾチックな料理、そしてフレンドリーな人々。さらにはアミューズメント･パーク、カントリークラブ、リゾート、ゴルフコース、サイバーカフェ、パブ、ディスコ、ボウリング場、ビリヤード場、ショッピングモール、高層アパート、ハイソなホテルなどが、バンガロールの新しい顔となっています。 インフォテインメント、エンタテインメント、科学技術テーマパーク、サファリパークまであり、すべてが混ざり合って、生きいきとした、豊かな手触りを持つ現代都市をつくり上げています。かつては静かな別荘地だった所が、今やIT、BPO、バイオテクノロジー、知識産業などの分野で夢を追う若者たちの憧れの街となったのです。周辺に観光地が多く、南インドの避暑地や海辺の町を巡る旅の、絶好の拠点となることでしょう。