コックレベルールでは毎年、翼を持った楽団員たちが集まり、かん高い鳴き声に満ちた、騒々しくてちょっと変わったオーケストラができあがります。インドトキコウやペリカンたちの求愛のパフォーマンスや、まだか弱いけれどもにぎやかなヒナたちが、村の中のタマリンドの木や菩提樹にとまっているのを見ることができます。サトウキビの産地として知られるマンデャ地区のこの小さな村にとって、鳥たちはなくてはならない存在になりました。村人たちにとっては家族も同然です。